2020年12月8日 : してログ

プリンタ故障とインクタンク方式の是非。1年前に購入した Canon G6030 で写真を印刷中に真っ赤になってしまうトラブルが発生した。インクタンクは十分な残量があるので、状況からしてインクの目詰まりだと思われる。

初期対応

プリンタ本体のメニューから、メンテナンスのクリーニングを実行してみた。少し改善するものの状況は改善せずといった感じ、ノズルチェックを行うとシアンだったかが印刷されない。次に強力クリーニングを試すが、こちらも効果が無かった。

何度もクリーニングをかけるうちに、強力クリーニングを実行すると「プリンタトラブル発生」「サポート番号5200」という表示でランプが点滅し、電源を切るしか操作不能になってしまった。電源を再度入れても状況は同じまま、クリーニング&ノズルチェックを繰り返したら、遂にブラック以外のチェックパターンが印刷されない状態になってしまった。

後日対応

症状が変わってないことを確かめた後、マニュアルに従って電源プラグも抜き10分以上放置してみると、ノズルチェックパターンでシアンとイエロー(不完全)が復活した。再度クリーニング&ノズルチェックをすると、イエローが落ちてシアンのみになる。強力クリーニングをすると、やはり「サポート番号5200」で終了。

修理案件かなと思いつつ、チェックパターンに印刷されている印刷枚数を見ると1135ページと、これしか印刷してないのに壊れるって耐久性が低いなと思った。インクタンク方式のほうが印刷コストが安いと思ったけど、それほど利用頻度が無い場合は普通のインクカートリッジ式のほうが信頼性があるんじゃないかと思う。

お問い合わせ

購入明細からメーカー保証の1年未満ぎりぎりということで、保証書が見当たらないものの、購入時に登録した CANON iMAGE GATEWAY というところから問い合わせた。問い合わせはスムーズに行えたが、キャノンといえば、過去の修理でゴタゴタしたことがあるので、多少不安に思うところもある。

インクシステムリフレッシュ

サポートの回答から[インクシステムリフレッシュ]を行えと来たので、ネットで調べて実行してみた。G6030 だと[セットアップ]メニューの深いところにあった(別の機種の情報だったため戸惑ったが)。実行には9分程度かかりインクを大量に消費するとのことで、残量の位置を何度も確認しろと言われるが、明らかに満タン付近にあるので問題ない。もし少ない場合は補充してからやらないと故障してしまうらしく、メーカーとしては積極的に勧めていない手順かも知れない。

結果は、ブラック、シアンは問題なし。マゼンタは半分くらい色が抜ける。イエローはまったく印刷されない。

インクシステムリフレッシュ直後
インクシステムリフレッシュ直後

サポートメールの冒頭に「一時的に改善しても同様のトラブルが再発する場合は、あいにく他にお客様にてお試しいただける対処方法がなく、プリンター本体の修理が必要な状態でございます。」とあるくらいなので、恐らくメーカー側も既知の問題って感じで、同様の問い合わせが多いと推察する。念のため[クリーニング]してみたが、マゼンタが落ちて元の状態に戻ってしまった。

修理手配

保証書に記入が無かったので心配したが、購入時のレシートなど明細があれば良いとのこと。ネット販売だったので、購入確認メールの印刷と領収証を付けて修理に出すことにした。日付を確認したら1年まで10日しかなかったが保証期間内、ただし自宅引取の場合は3,300円はこちら負担になるそうだ。保証内だったら送料もみて欲しいところだが仕方が無いか。

インクタンク方式ってどうよ

去年メリットばかり見て購入した新方式(インクタンク)だが、構造上インクタンクからチューブで搬送してるみたいなので、そのどこかで固まってしまうとユーザー側で対処できる術がない。インク自体は安いので、定期的にカラー印刷させて固まらないようにするなど、ユーザー側で気を付けないといけないものかも知れない。ただ、そうであれば利用頻度の少ないユーザーに対して周知したり、自動的にノズルチェックパターンを印刷させるなど、もっと機能的なサポートがあってもいいはず。

とにかく新方式の出始めはメリットばかり目が行ってしまうが、こなれてくるまで飛びつかないようにした方がいいかも知れない。むかし、掃除機でエアリターン(名前忘れたけど)方式で排気がクリーンとかいうの買ったけど、吸引力がイマイチで使い勝手が悪かったのか、すぐに市場から消えた製品があった。なんとなく、そのことを思い出した。

今回の故障は構造的な問題な気がするので、定期的にカラー印刷をするなど気を付けて使って行こうと思う。それほど大量印刷する用途も考えられないので、次購入するときは従来のインクカートリッジ式のにしよう、という教訓を得た気がする。