2020年8月1日 : してログ


NFJオリジナル DSP搭載デジタルコントロールラインアンプ P01J

これをなぜ買ったか

「オーディオ」ド素人の私がなぜこれを買ったかと言えば、複数の音声ソースを ART SPLIT Mix 4 というミキサーで統合してコンポに入力していて、一括したボリュームコントローラが欲しい、ということでした。また、この構成だとボリュームが小さくコンポ側で最大音量に調整する必要があり、他の音声ソースに切り替えると最大音量で鳴ってしまうので、これも改善したかった。目的としては、ミキサーとコンポの間にボリュームコントロール(増幅できるやつ)を入れたい、というものです。まあ、結論から言うと検討違いの買い物なんですけどね。

目的からして必要なのはアンプとよばれる製品でいいはずだが、種類がたくさんあって漂流してしまった。結局、必要端子とボリューム、外部電源が入る製品という条件を満たすこれを選んでみたわけ。

ダメ元で購入してみてまったく目的にマッチしない製品だったと数秒で理解した。ボリュームは減衰しかできず、増幅できないばかりか、最大ボリュームでも少し小さくなる。ほかに使い道は無いだろうか、安いとはいえもったいない。

何に使うものだったか

搭載されている機能を調べると、BBE と ViVA HD3D というものがある。BBE はデジタル圧縮で曇った音を原音に近いクリアな音に補正するためのもの。ViVA HD3D は周波数ごとに音を分離して何かすることにより音に広がりを持たせるもの。

実際にそれぞれ使用してみると、はっきりと違いが聞き取れた。特に 3D のほうは左右に音が広がり、音に包み込まれるような感覚を得た。この価格帯でこれほどの音質改善に、音質に無頓着な私も魅力を感じざるを得なかった。

製品としては車内での利用を想定しているらしいので、DVDプレーヤーなどとカーオーディオの間に入れて音質を改善させるものだと思われる。ちなみに電源アダプタは付属しておらず、DC12V ということでシガーソケットなどから取りやすくなっている。

ヘッドホンで聴くと問題点も

スピーカーで聴いたときは、すばらしく音質が良くなったと感じ、目的には合致せずとも利用したくなっていた。しかし、ヘッドホンで聴いてみるとノイズが乗ってしまうようで、かなり気になってしまう。

常に「サー」というノイズが乗っていて、よく聞くと「ブーン」という低いノイズも聞き取れる。特に映画を視聴しているとき、静かなシーンでは雰囲気を壊してしまうほどだ。この製品を取り除くと気にならなくなるので、この製品自体が発しているか、元の音源のノイズを強調してしまっている、ということかも知れません。

いずれにしろ、昼間はスピーカー、夜はヘッドホンといった視聴環境なため、このヘッドホンでの状況は許容できない。この製品の電源をオフにすると音声自体がオフになるため、使い分けをするのもうまくない。

まとめ

当初の目的は達成できなかったが、音質の改善は非常に魅力的だった。ヘッドホン使用時にノイズが乗ってしまうので残念ながら使用することは無いが、車内での利用なら恐らく問題になることは無いだろう。また、電源アダプタやケーブルが付属しないので、別途用意する必要があるので注意が必要だ。