2020年7月28日 : してログ

IPv4 の固定IPを使っている関係でずっと IPv6 を避けてきたのだが、セッションを消費せずに固定IPが貰えるサービスがあるのを知った。「transix IPv4接続(固定IP)」というもので、インターリンクの「ZOOT NATIVE IPv4固定IP1個」というプランが採用しているようで、さっそく試してみることに。ちなみに、それほど詳しくは無いので知識不足で適当なことを書くかも知れないのでご注意を。

フレッツ光は「フレッツ・v6オプション」の契約が必要

電話で確認すると「フレッツ光サービス情報サイト」で契約すれば無料だが、電話で受け付けてもらうと手数料が掛かるとのこと。ただし家の場合、ルータの構成が特殊なためそのままでは情報サイトに接続できず、NTTレンタルルーターのみの構成に戻してから手続きする必要があった。

対応ルーターを調達

対応ルーターが必要になるため、対応ルーターの情報から選んで用意する。今まで使用していたのが YAMAHA RTX1200 なため、NVR510 を選定。ちなみにこのルーター、光電話に対応するためレンタルルーターが不要になる。また、ONU も内臓可能となっていてこれ1台に集約できるが、内臓用の小型 ONU への交換はかなりテクニックが要るらしい。

プロバイダと契約

インターリンクは2ヶ月無料があるのでそれを活用。なお「ZOOT NATIVE」と「ZOOT NATIVE IPv4固定IP1個」は別サービスなので注意。あと、他のプロバイダは調べていないが、対応しているプロバイダは少ない様子だ。

※他の方式では固定IPv4用に別セッションが必要になったりする

ルーターの設定とIPv6の基礎知識

YAMAHA のサイトで「IPIPトンネリング【設定例10:IPv4 over IPv6 IPIPトンネル接続 インターネットマルチフィード株式会社 transix IPv4接続(固定IP)】」を参考に設定を作成する。ヤマハルーターの設定例をプロバイダの契約情報で置き換えて作成すればよいが、いくつか基礎知識不足で躓いた。

アドレスの表記

128ビットを16ビットごとに「:」で区切り16進で表記したものだが、省略表記とかでアドレスっぽくなく見えたりするので戸惑った。各ビットグループは前ゼロは省略でき、ゼロのビットグループが連続する場合「::」で省略できる。ビットグループの省略は何個連続していも「::」になり、アドレス内で1箇所のみ省略可能な点に要注意だ。

プロバイダの情報の中で「インターフェイスID」が「::feed (0000:0000:0000:feed)」となっていて「は?」ってなった。これを下記の設定箇所にどうやって置き換えるのか。

 ipv6 lan1 address dhcp-prefix@lan2::(インターフェイスID)/64

少し考えて、設定値は省略表記と括弧書きのが正式表記だろう(前知識が無いと分からん要素)。ただ「~lan2::(インターフェイスID)/64」の「::」が設定の区切りの意味なのか、アドレスの省略なのかよく分からなかった。最初「~lan2::::feed/64」と入れてみたがダメ、次に「~lan2::0000:0000:0000:feed/64」と入れてみたら通ったようだ。設定を再表示してみると「~lan2::feed/64」だったので、結局「::」は予め入れてあった省略記号だった模様。

あと、いかにも意味ありげな「feed」は、単語ではなく「0xFEED」という数値でしかない。IPv6 のアドレスが分かり難い原因はここら辺と、コロン記号を採用したことにあるんじゃないのかなあ。

IPv6アドレスの通知設定

この設定は見たところ必須ではないっぽい。要約すると「新しいアドレスが付与されたらアップデートサーバに通知すると通信再開が早まる」になる。Lua スクリプトで実行タイミングは起動時となっているので、停電時などでしか要らなさそう。設定しない場合どの程度待たされるのか、他に問題は無いのか、気になるところではあるが後回しでも良さそう。

具体的には lua スクリプトの設定例があるので、設定値のセクションをプロバイダからの情報で埋めて作成すれば良い。文字コードを迷ったが、設定例を「リンク先に名前を付けて保存」して編集することにした(SJIS)。後は USB メモリ経由でルーターにコピーし、設定例に従ってスケジュールを設定する。

copy usb1:/interlink_update.lua /interlink_update.lua
show file list /
結果はいかに?

今まで20~30Mbps(夜間など 10Mbps を切ることもあった)が、初計測から 70~90Mbps と劇的に改善。ブラウザの表示も、モタツキがほとんど無くなり非常に快適だ。

重い腰を上げるまでは色々と面倒そうだったが、やってみると意外と簡単だった。ルーターの交換がお金的に痛いが、エレコム製なら1万くらいもある。自宅サーバーあるから回線弄りたくないと思っているアナタ、IPv4 を使い続ける理由はもはや無いだろう。

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