[HDR実験] HDR用の素材はどう撮るのがいいのか? : してログ

[HDR実験] HDR用の素材はどう撮るのがいいのか?

HDR写真ときめき橋 2011211


上のHDRは、−4〜+8、1/3ステップ、計37枚RAWから作ったものです
今回は単にテストしたかっただけなので、テスト条件に合う、パッと思い浮かんだトキメキ橋です
(晴れだったらコントラスト比がもう一桁違ってたんでしょうけど)

条件は、空が写ってる、構造物の裏、遠景〜近景まで見渡せる、動くものが無い
撮影方法は、絞りを固定して、シャッタースピードを最速〜1/3段刻みで真っ白になるまで撮って行った

機材>EOS Kiss Digital/EFS18-55mm/RS-60E3/三脚

<テスト方法>

Photomatix Pro 4 に RAW ファイルを直接処理させる
自動位置補正OFF、動体除去OFF、ノイズ低減MAX、Enhancer-Grungeを適用

<テスト結果>

−4〜+4の範囲を、3、5、7、9、13、25枚でそれぞれ作って比べてみたところ
枚数が減っていくに従い、中間諧調のノイズが増えていくが
9、13、25枚は僅かにノイズが増えていくのが分かる程度でした
9枚は1段ステップなので、2/3段や1/3段など細かくしても意味が無いという結果になりました

撮影範囲については、シーンによって大きく異なると思われますが
1shot〜±1段までは空がレンジ不足で白飛びし
±2段になると空のディティールがすべて表現されました
±4段まで行くと、影になった部分のノイズが大幅に減ってきました

<追加テスト>

Wikipedia によると、デジカメで表現できるのはせいぜい11段とあります
上から下まで同じように表現できるのであれば、2枚とって20段ぐらいカバーすればOKでしょう
でも歪みがあり、それが合わせた露出付近をピークとした山形になってると予想されるので
間のカットが必要なのは自明です。じゃあどのくらいの間隔がいいでしょう?
そこで適正露出をカットして、両端2枚で間隔を離しながらテストしてみました
結果は±1段ステップ以上空けるとノイズが大幅に増えてしまいました

<結論>

ベストは、±4段の範囲を9枚(1段ステップ)で撮るべし

3AEBでお手軽撮影するなら、細かい刻みより、レンジ拡大方向優先で
三脚と3AEB組み合わせなら、3発で9枚撮影が理想的


もちろんテスト機材の場合&今回のシーンの場合の結論ですが
今まで見よう見真似だったのが、ちょっと論理的に撮れるような目安にはなるかな〜?
でも、面倒なんで±2段を3AEBで撮るのが標準になると思います(^o^)



<追記:2011/2/12>

上の画像は、Photomatix / Grunge 一発では無いです....紛らわしかったですね

RAW×37

Photomatix Pro 4 独自調整パラメータで1枚作成

Photoshop CS5 でイメージセンサーダストを修正

同、フリンジ低減



<追記:2011/2/12 20:49>

比較画像を作ってみました(クリックで拡大)
-4〜+4の範囲を青字の枚数で作ったものをスライスして繋げてあります
Yahooブログの容量の関係で、JPGのクオリティは5に下げています
そのため、ブロックノイズが勝り、7〜25枚の違いは分からないかも知れません





<追記:2/12 21:44>

追加テストの比較画像(クリックで拡大)
適正露出をカットして、両端2画像の幅を広げて行ったものをスライスして繋げました
なお、左端だけは適正露出1枚です。1/3の表示は±1/3(2/3間隔)の2画像を使用の意です
この橋柱が適正露出なのですが、右に行くに従って崩れるのがよく分かります

※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です
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