[大気光学現象] ハロを池捕り : してログ

[大気光学現象] ハロを池捕り


今日の画像の下半分を占めるのは、粟ヶ岳からの伏流水を溜め込んだ加茂市の水瓶「第一水源地」のダム湖です。ディティールに加え彩度を強調したことにより、偽色が出ていますが、こうでもしないと引き出せないものが、池の中にあります。そこに映し取られた虹色の円弧は、太陽の輝きが作り出す内暈(ハロ)です。

今から1万5千年前に太陽内部を出発した光は、先ほどようやく太陽表面に到達しました。邪魔が無くなり直進できるようになったお陰で、今までの何百倍もの距離をたった8分で進み、地球の高層の薄い雲に含まれる六角形の氷の結晶によって屈折させられました。この時、最小22度の角度で強く屈折するため、太陽を中心にして22度の半径の内暈を作り出します。

水面に微かに浮かび上がったリングは、この内暈を正反射したものであり、カメラはそれらを同時に捉えました。この美しい内暈は最もよく起こる大気光学現象のひとつで、薄いものであれば月に何度も見ることができます。

※APOD風に解説してみました(^^;)

05/04 加茂市 水源地
Canon EOS Kiss X4 / SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
HDR RAW×3→Photomatix / TpzAdjust / Photoshop
Tags #大気光学現象 #内暈 #水鏡
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です
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