天体観測 : してログ



最初にして最後のショットとなってしまいましたので、素材を整理して再編集してみました。どちらもアニメーションGIFとなっております。1枚めは、少し微速度撮影した23枚の画像を、彗星の尾が見やすいよう Topaz Adjust で最大限調整したものです。2枚めは、大気の薄明光を少し減じて彗星本来の色に戻したものと、それを白黒階調反転させたものです。

今となっては、23日頑張っておいて良かったです。アイソンは残念な結果となりましたが、今見ごろのラヴジョイ彗星でも窺いながら、ふたご座流星群を楽しみに待つとします。

2013/11/23 05:44JST
C/2012 S1 (ISON)
種類: 彗星
等級: 3.00 (大気減光時: 4.47)
絶対等級: 7.00
赤経/赤緯 (J2000): 14h28m50.1s/-17°28'03.2"
赤経/赤緯 (瞬時): 14h29m36s/-17°31'44"
銀経/銀緯: -26°24'27.6"/+39°32'09.6"
時角/赤緯: 19h38m33s/-17°31'44" (幾何学上の)
時角/赤緯: 19h38m54s/-17°26'55" (見かけ上の)
方位角/高度: +119°04'19"/+7°22'53" (幾何学上の)
方位角/高度: +119°04'19"/+7°29'51" (見かけ上の)
距離: 0.86053663天文単位

11/22 29:40 C/2012 S1 (ISON)
Canon EOS Kiss X4EFS60mm
Canon EOS Kiss X4/EF300mm1:4L
Tags #天体観測 #彗星 #アイソン彗星 #C/2012S1 #アニメーションGIF
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です

アイソン彗星(C/2012 S1) 11/22 29:38 RAW×1

厳しい条件ながらアイソン彗星も撮影成功しました。左が水星、右がアイソン彗星です。水星の下には土星とエンケ彗星があるはずですが、薄明に溶けて見ることができませんでした。つかの間見えていた尾も、すぐに薄明に消えていきました。


アイソン彗星(C/2012 S1) 11/22 29:46 RAW×4

300mmで撮ったアイソン彗星です。1枚めから10分も経っていませんが、すでに尾を確認するのが困難です。

今日も狙ってみますが、6:00の時点で、水星・土星が10度、アイソン彗星・エンケ彗星が5度の高さで更に厳しそうです。また、明日から雨の予報です。この時期、日本海側は時雨れることが多く、見れただけでも奇跡的なことだと思います。

2013/11/23 05:38JST
C/2012 S1 (ISON)
種類: 彗星
等級: 3.00 (大気減光時: 4.67)
絶対等級: 7.00
赤経/赤緯 (J2000): 14h28m46.5s/-17°27'43.6"
赤経/赤緯 (瞬時): 14h29m33s/-17°31'25"
銀経/銀緯: -26°25'14.9"/+39°32'51.7"
時角/赤緯: 19h32m35s/-17°31'25" (幾何学上の)
時角/赤緯: 19h32m59s/-17°25'60" (見かけ上の)
方位角/高度: +118°05'07"/+6°21'13" (幾何学上の)
方位角/高度: +118°05'07"/+6°29'08" (見かけ上の)
距離: 0.86051388天文単位

11/23 南蒲原郡田上町
Canon EOS Kiss X4/EF300mm1:4L
Canon EOS Kiss X4EFS60mm
Tags #天体観測 #彗星 #アイソン彗星 #水星 #C/2012S1
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ラブジョイ彗星(C/2013 R1) 11/22 28:22 RAW×4

アイソン彗星が登ってくるのを待つ間、他の彗星の撮影に挑戦しました。この日、ラブジョイ彗星は北斗七星の近く、りょうけん座の延長線上に見えました。非常に探しやすく、肉眼では無理でしたが、双眼鏡や望遠レンズのファインダーで分かるくらいです。固定撮影でも尾がうっすらと分かります。すぐ右下には、NGC4490がシミのように見えています。


北斗七星とラブジョイ彗星 11/22 25:53-25:55 JPG×6

中央やや左寄りに北斗七星が立ち上がっています。中央やや下寄り縦に2つの明るい星がりょうけん座ですが、その直上にある緑色の星がラブジョイ彗星です。この6枚からなる合成写真は、北極星から右側の北天を写しています。

他に、リニア彗星(C/2012 X1)がうしかい座アルクトゥルスの近くに見えるはずでしたが、13等級だそうで写りませんでした。また、エンケ彗星(2P/Encke)が土星の右側のはずでしたが、こちらは薄明に溶けて無理でした。そして、肝心のアイソン彗星(C/2012 S1)は別記事にすることにします。

11/23 04:22JST
C/2013 R1 (Lovejoy)
種類: 彗星
等級: 7.98 (大気減光時: 8.25)
絶対等級: 10.00
赤経/赤緯 (J2000): 12h30m2.8s/+42°09'16.2"
赤経/赤緯 (瞬時): 12h30m43s/+42°04'41"
銀経/銀緯: +137°46'26.5"/+74°21'06.0"
時角/赤緯: 20h15m36s/+42°04'41" (幾何学上の)
時角/赤緯: 20h15m39s/+42°04'48" (見かけ上の)
方位角/高度: +66°00'14"/+47°35'51" (幾何学上の)
方位角/高度: +66°00'14"/+47°36'19" (見かけ上の)
距離: 0.40468333天文単位

11/23 南蒲原郡田上町
Canon EOS Kiss X4/EF300mm1:4L
Canon EOS Kiss X4SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
Tags #天体観測 #彗星 #ラブジョイ彗星 #北斗七星 #C/2013R1
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オープンソースプラネタリウムソフトの Stellarium で、選択した天体の(左上に表示されている)情報をクリップボードにコピーしたいときは、その状態で Ctrl+C でできるようです。撮影した天体のメタ情報として記録したり、ブログにアップするときに便利そうです。

太陽
種類: 恒星
等級: -26.77 (大気減光時: -26.39)
絶対等級: 4.83
赤経/赤緯 (J2000): 15h21m20.5s/-18°27'24.7"
赤経/赤緯 (瞬時): 15h22m8s/-18°30'21"
銀経/銀緯: -14°20'58.1"/+31°42'34.5"
時角/赤緯: 1h01m43s/-18°30'21" (幾何学上の)
時角/赤緯: 1h01m42s/-18°29'09" (見かけ上の)
方位角/高度: +197°15'22"/+31°44'22" (幾何学上の)
方位角/高度: +197°15'22"/+31°45'37" (見かけ上の)
Ecliptic Topocentric (of date): +232°55'53.7"/-0°00'07.4"
Obliquity (of date, for Earth): +23°26'15.0"
距離: 0.98910856天文単位
見かけの直径: +0°32'20.4"

14日早朝の金星食はまったくダメ(大雨)だったが、翌日の夜は綺麗に晴れとなった。12日夜に続いて、ペルセウス流星群を観望した。淡いミルキーウェイをバックに数が少ない流星を眺め、「昨日こんな条件だったらなぁ」なんて思いながら。さて、その金星が昇ってきて朝を告げる。昨日交差したはずの月も続き、「たった一日でこんなに動くのか、もうちょっとサービス精神があってもいいだろ」と頭を振った。

しばらく明るくなっていく東の空を眺めていると、山の稜線付近に淡く光る光点が見えてきた。ちょうど、木星、金星、月の延長線上だ。もしかしてと思い、Star Walkで確認してみると、なんと水星! 生まれて初めて肉眼で水星を見ることができた瞬間だ。先ほどの星達に、昴と水星を加え、5天体が一直線上に並ぶという、すばらしい光景が目前にある。

ただ、写真を撮ろうとすると、昴と水星のどちらも写すのが非常に難しい。今考えると、こんなときこそHDRな訳だが。。。


↑赤い枠の上から、昴→木星→金星→月→水星と写っています

↓拡大してみてみましょうか


8/15 3:51 新潟県南蒲原郡田上町 東の空
Canon EOS Kiss X4SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
JPG(SS15s,F3.5,ISO1600)×1→Photoshop
Tags #星景写真 #昴 #木星 #金星 #月 #水星
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ペルセウス流星群、なんとか見ることができました。ちなみに、金星食のほうは、月すら見えない状態でした。ちょうどペルセウス座に掛かるように現れた流星です。カシオペアはひまわりに隠れています。

↑露光15秒の間に2つ現れました(^^♪ (カシオペアが中央下部に)

↑ひときわ明るく長く伸びた流星(^^♪ 流星痕も確認できましたが、残念ながら画角外へ

↑雷が落ちたようにフラッシュした流星
光輝く流星痕が3カット分確認できます(15s×3=45秒間)


8/12 新潟県南蒲原郡田上町
Canon EOS Kiss X4SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
JPG(SS15s,F3.5,ISO1600)×1→Photoshop
Tags #星景写真 #流星群 #花 #ひまわり

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今朝の細い月と、金星(右下)、木星(右上)です。昨日の木星食は残念ながら見られませんでした。

X4帰って来ましたが写欲が湧きませんね。一応、白山神社のお祭りに出かけてみましたが、熱中症になりかけて退散してきました。脱力感と手が痺れるような感じがあったので、やばいなと思ってポカリがぶ飲み。

あと、来週の護衛艦の体験航海もハズレました/(^o^)\

07/16 新潟市中央区より
Tags #天体 #月 #金星 #木星
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です

■意外と難しい比較暗合成

太陽表面にはクレーターのような固定された目標がありません。黒点も太陽の自転の影響で数時間のうちに僅かに移動しています。また、太陽面の像は地球の自転の影響で時間とともに回転して見えます。また回転のし方も一定ではなく、波を描く(恐らくSIN波)ような複雑なものです。金星の動き方の図で「への地」を描いたものは、この波の一部分が現れたものじゃないかと思われます。(注:天文は専門じゃないので間違っている可能性が大)

このため異なる時間を置いた太陽を合成するには、何らかの方法で太陽面の傾きを統一する必要が出てきます。ネットで色々と調べてみましたが、地球の自転軸を使って統一できることが分かりましたが、具体的な手順までは見つけられませんでした。そこで、自分なりに意味を考えてみたところ、方法が分かりましたので、紹介します。

まず、撮影データは固定撮影したもので、同じ画角内で時間を置いて撮影した2枚が必要になります。この2枚をPhotoshopで開き、比較明合成します。次に、下図のように補助線(ガイド線)を引きます。図では右と下も引いてますが、片側だけで構いません。


このガイド線の交点を直線で結び(スナップ機能を使う)角度を測り、その傾きの分だけキャンバスの回転を行います。これを他の画角セットでも行うことで、地球の自転軸に傾きが統一され、同時に太陽面の傾きも統一できます。

次に位置合わせを行います。これは一般的なテクニックですが、一応紹介しておきます。位置合わせを行いたい画像をレイヤーで重ねて、「絶対値の差」で合成します。


上図の左側のように、重なった部分が真っ黒になりますので、右側のようにほぼ真っ黒になるまで画像を移動させるだけです。微妙に違うわけなので、完全に真っ黒にはなりません。動いた金星など変化のある部分は残りますし、露出の違いで太ってたり、レンズの端っこと真ん中では数ピクセルのズレ、大気のゆらぎなどで、リング状に残ったりします。

こうした画像処理を行った結果、金星の影が一直線上に並び、思わず感動してしまいました(^^)v この調子で金星の点線を描きたかった訳ですが、雲に邪魔された部分の傾きデータが得られず、5枚合成が限界でした(´・ω・`)

撮影時に、この画像処理の仕方が分かってれば、もっとマシになったことでしょうね。よーし、次は頑張るぞ。100年後だけど…。

6/6 7:29〜13:30 新潟県(上越市→燕市→新潟市)
Canon EOS Kiss X4 on ML/EF300mm1:4L/Kenko ND100000
JPG×5→PhotomatixTpzAdjust
Tags #天体 #太陽 #金星 #日面通過
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です

撮影成功した中で、いちばん最大食に近いカットからHDRを作成してみました。

金星ちゃん、見えますか〜? 何度も日食グラス(×1倍)で目を凝らしましたが、見えたような気がする、ぐらいにしか感じられませんでした(´・ω・`) もう100年も見られない光景なんだなぁ。双眼鏡の準備しとけばよかった。

そう言えば、ランデブーに失敗した金星探査機「あかつき」は、今どこを飛んでいるんだろう? たしか、残った手段を使って周回軌道投入を目指しているんだっけ。日本の惑星探査は失敗続きなので、ぜひ成功して欲しい。

次は? なんて調べてみると、気の遠くなる数字しかない。我々はミジンコみたなもんだな。

<日本で今後見られる日面通過>
2032年11月13日 水星の日面通過(食の途中で日没)
2117年12月10日 金星の日面通過

<その他、珍しい日面通過>
6757年7月5日 水星の日面通過中に日食
15232年4月5日 金星の日面通過中に日食
69163年7月26日 水星と金星の同時日面通過
224508年3月27日 水星と金星の同時日面通過

Wikipediaより

6/6 10:54頃 燕市吉田 農道にて
Canon EOS Kiss X4 on ML/EF300mm1:4L/Kenko ND100000
HDR JPG×9→PhotomatixTpzAdjustPhotoshop
Tags #天体 #太陽 #金星 #日面通過
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です

上越市大潟区では1時間半ほど撮影できましたが、雲が多くなり移動することにしました。雲の様子を見ると、富山方面から流れてきているようでしたし、最新の水蒸気画像では富山方面も条件はさほど変わらない状況から、北上することにしました。

柿崎〜三条まで雲の厚さは変化なしで、吉田に入ってようやく雲の切れ間が出てきます。R8から農道に入って撮影しますが、すぐに雲が流れてきて隠してしまいます。そんなことを繰り返しながら、巻の農道で比較的安定した晴れ間を見つけます。しかし、このまま第3次接触も行けるんじゃないかと思ったのも束の間、またしても雲が....。

残り時間1時間で最終判断です。雲の状況をぐるっと見回して、山側(東)の空が比較的薄そうだったので、加茂方面に車を走らせます。ところが、なかなか雲が切れない、それどころがどんどん増えていく、もう感でしかないですがUターンして海に抜けることにします。まぁ、山を越えれば、もしかしたら奇蹟があるかもしれない、そんな願いを込めて。

ロスをしている分時間がないので焦りました。嬉しいことに、間瀬へ抜ける登り道で日差しが戻ってきます。頂上を過ぎ下りに入ると、もうどこで観測しても問題無いくらいに。空の開けた退避帯を見つけたのが13:20分、なんとか間に合いました。

という訳で、ハラハラドキドキしましたが、非常に満足な、そしてこんなに充実した半日は久しぶりでした(^^♪

6/6 新潟市西蒲区間瀬
Canon EOS Kiss X4 on ML/EF300mm1:4L/Kenko ND100000
JPG×8+1→Photoshop
Tags #天体 #太陽 #金星 #日面通過
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です