製品レビュー : してログ


ANKER ROAV DashCam C2

ネットニュースで ANKER がドラレコ出すって見て即買おうとしたら売り切れていた ROAV DashCam C2、在庫が復活していたので購入してみました。安いドラレコは数あれど内臓電池に不安を感じていたので、その分野で定評のある ANKER という安心感からレビュー等は見ませんでした。

ひとつ前に買った TaoTronics TT-CD05 は、電池が膨らんで外殻(シェル)を破ってしまい、とても安心して車に付けていられませんでした。もし、車の中で爆発したりしたらと思うと、安いドラレコはなかなか手が出せなくなっていました。そこにこの ANKER のドラレコ、価格も1万円と、もう買うしかないでしょ、と言う訳で久々の製品レビューです。

外観・質感

パッケージはアップル臭さを醸し出しており、個人的には「そこまでしなくても」という気がします。付属品のステーは粘着テープと吸盤の2種類が入っていて、シガーソケットの充電器、ケーブルを隠すヘラのような工具も付いていました。マニュアルもしっかりしており、安い割にはしっかりとしたパッケージ構成となっております。

製品自体も金属質の外殻で、まるで高級コンデジのような感があります。ボタンの押し感もしかり、Tao とは大違い(TT-CD05 は押したら反動でボタンが外れたのには笑いました)です。ただ、電源ケーブルの差し込み感が緩くて、振動で外れてしまわないかが少し心配になりました。

全体的に好感を持ちましたが、SDカードの抜き差しがしにくい形状だったのが残念でした。フラットな横面にスリットが入っているだけなので、指で押して取り出すことができず、爪で押すことになります。設置してしまうと、スリットが見えにくくなり、それを探すのにイライラしてしまいます。頻繁に抜き差しする人は、この点を検討したほうが良いと思います。

画質

まずは設置作業時に撮影した動画より、キャプチャーした画像をご覧ください。

フルサイズ 1980x1080(これで映りが良いほう)
フルサイズ 1980x1080(これで映りが良いほう)
一部を拡大するとこんな感じ
一部を拡大するとこんな感じ

画質の設定では、バランスモード、パノラマモード、ナンバープレートモードの3つのモードがあります。しかし、どれを選んでも同じような画質であまり違いを感じることができませんでした。

肝心の画質ですが、正直言ってよくないと思います。発色も違和感ありますし、アスファルト等細かい模様にブロックノイズが目立ち、シャープネスが強すぎて被写体にハロー(縁取り)が付きます。また、ダイナミックレンジが低いのか、空や雪の輝度に引っ張られ、その他は黒く潰れてしまいます。動画編集ソフトでガンマ値を最大に上げてようやく見れるようになるレベルです。

シャープネスが強すぎます
シャープネスが強すぎます

これらの多くは、エンコードチップの性能によるところが大きいように思いますが、パラメータ等のチューニングによって改善できる可能性があるだけに、画質関係の設定項目がほとんど無い点が残念です。明るさやコントラスト、シャープネスを調整すればもう少しマシにできると思うので、ぜひファームウェアのアップデートで対応して欲しいものです。

もしかしたら、ナンバープレートや信号の色、その他ドラレコ用に画質を極めた結果なのかも知れませんが、ちょっと期待外れなものでした。もし、ドライブ風景の動画素材の作成を目的に考えている人は買わない方が良いと思われます。

実用面の画質

シャープネスがキツイのはナンバープレートの判別しやすさを考えた結果なのかと思いましたが、そうでもないみたいです。拡大して確認してみましたが、実用面でも多少疑問符がつくような結果でした。しかし、事故の状況といった近距離の出来事ならしっかりと記録してくれると思われます。

  • 少し離れた車のナンバーを読み取るのが難しいです(サンプル画像の右3台がすでに危ない)
  • 信号機は中~近距離のものであれば点灯色が判別可能ですが、それ以上はなれると点灯は分かるものの色の判別が難しくなります

その他

その他ドライブレコーダーとして、Gセンサーの感度、動画の長さ、駐車時モードなどの基本的な設定項目があります。しかし、プラスアルファとしてあってもいいような機能、遊び心みたいなものは皆無です。純粋に「何かあったときのためのもの」という目で本製品を見ると、取り付けの容易さ、シンプルな機能設定、証拠を記録するために調整された(好意的に見た)画質、と無難な内容かと思います。

まとめ

ドライブレコーダーにプラスアルファ(特に画質)を求める用途だとイマイチな製品です。何かあったときのためのドライブレコーダーとしてなら、堅実でしっかりとした造りをしています。ドライブレコーダーなのだから、ナンバーがはっきり見え、信号の点灯が映り、起きたことがしっかり記録されることが重要です。

逆に、車窓風景撮りにつかったり、タイムラプス動画を撮りたかったり、車以外での撮影をしたり、といった目的では難しいかなと思います。致命的なのは画質で、シャープネスがどぎつくかかった映像は、VHS画質のようにも、ホラー風のエフェクト映像のようにも感じます。せっかく ANKER というブランドで出しているので、次は画質にもしっかり拘った製品を出してもらいたいですね。

評価点
  • 製品構成の丁寧さ(付属品、マニュアル)
  • 高級な質感
  • 簡単なセットアップ
改善点
  • SDカードの取り出し難さの改善
  • 画質の向上と、画質調整の設定(明るさ、コントラスト、シャープネス)
  • 映像のフリップ機能(上下を逆に取り付けたいとき)
  • フレームレートの変更(タイムラプスに使いたい)
  • SDカードの付属
総合評価:★☆☆☆☆

うーん。ドラレコ専用として使うしかないな。

追記

しばらく使ってみてやっぱり画質が悪いのがネックで、ドラレコとしても難しいという評価に変わりました。空に露出があっている感じで雲なんかは綺麗に映るんですけど、映像が全体的に暗くて肝心の車や人などが黒潰れしてしまうようです。また、映像エンコード処理のアルゴリズムが悪いのかブロックノイズで更にディティールを潰しています。恐らく質の悪いセンサーとエンコードチップのせいで、強くシャープネスを掛けないと塗り絵のような映像しか出なかったんじゃないでしょうか(今でも十分塗り絵ですけど)。

せっかく ANKER が出しているのに、ロゴが付いていないのはその辺を十分に認識していてそうしたんでしょうね。外観はいいのに中身が伴っていないという、こんな製品を出してしまう方がロゴを消すよりダメージは大きくなると思います。次はもっといいサプライヤーを見つけて製品化お願いします。


Xtrons TD696A

購入から二週間くらいの使用感などをレポートします。 このメーカーの TD730A からの買い替えになるので、それとの比較を交えて行きます。 正直言って、TD730A から動作レスポンスや、ストレージ容量を改善してくれればそれで良かったのですが、予期していなかった部分の不具合や、改悪点が多く期待外れの製品と言った印象です。

不親切な製品構成

セットアップに必要な情報がまとまった書類が付属していません。

ハーネス

ISO電源のハーネスが付いていますが、日本車側がギボシになっているため、ハーネスを加工する必要があります。 TD730A で作ったものが流用できるかと思いきや、デバイス側のアサインが全く異なるので、新しく作る必要がありました。 また、各線のアサインなどは、本体に貼られているラベルやホームページを参考にしないと分かりませんでした。


左が本機付属のハーネス/右が市販のハーネス
取り付けがし辛い

付属のビスでは固定できず、足の長いビスとワッシャをホームセンターで買いました。 ビス穴も位置がうまく合わないので、少し飛び出し気味でしか安定する場所がなく、拘る場合はブラケット側の加工が必要なようです。 なお、本体上部の2本のビスはDVDユニットを固定しているものなので、忘れずに取り除いておきましょう。

工場設定に入るパスワード

パスワードは「126」ですが、ホームページに小さく書いてあるのみでした。

ローカライズ

言語と入力の他に、ラジオの受信地域、タイムゾーンの設定が必要でした。

動作速度は十分に速いが

それほど期待していなかったのですが、十分に速いです。 TD730A では Google マップ等の更新が遅く、紙芝居を見ているような感じでしたが、TD696A ではグリグリ回転します。 動作が重くてフリーズしていた部分も、普通に操作できるようになり、操作も快適になりました。 唯一評価できる点と言えますが、比較対象があまりにも遅すぎる、というのが本当のところでは無いでしょうか。

Antutu Benchmark の結果は下記のようになりました。 ベンチマークのバージョンが違いますが、TD730A のスコアは 8241 でした。

ストレージ容量は実質微増、16GB の記載に注意

内部ストレージとして使える容量は、TD730A の 831MB から 1004MB に増えた、といっても 173MB しか増えていません。


TD730A : 内臓ストレージ(下のゲージ)

TD696A : 内臓ストレージ(下のゲージ)

仕様の記載では 16GB になっていますが、自由に使える訳では無いので注意が必要です。 このメーカーの製品では、このように容量が記載されていても、内部ストレージと外部扱いのストレージに分けてあり、内部ストレージ割り当て分が 1GB 以下しかありません。 これでは、実質 1GB しか搭載していない端末と変わらず、「メモリに一切不安なし」の表記には疑問を覚えます。 そもそも、分けるメリットがまったく無いし、なぜこのようになっているのか理由がまったく分かりません。

この点については、事前に問い合わせた「TD730Aは8GBのはずが、内蔵ストレージに830MBしか割り当てがなく …(中略)… 初期状態で内蔵ストレージの空き容量はどのくらいありますか?」に対して、「TD696Aは初期状態で内蔵ストレージの空き容量は11Gぐらいあります」という回答だったのです。 なのに購入してみると、この11Gは内部ストレージと別扱いの NAND FLASH(画面によっては SDカード) の空き容量だったわけです。 実際の内部ストレージは 1GB しかなく、初期状態で 600MB 程度しか空いていませんでした。

また、その点をご指摘させてただいたところ、特に謝罪の言葉もありませんし、下記のような明らかに RAM とストレージを混同しているような間違った回答が返ってきました。

「RAMは1GBで、プリインストールされたアプリを除き、600MBの空き容量があります」

※【仕様】で「-RAM  512M SDRAMDDR3」と表示されますが、RAMは1GBあります。

RAM にアプリインストールするなんて聞いたことないし、そんなことしたら電源切ったら消えてしまうんですが…。 これについてご指摘しましたが、華麗にスルーされてしまい回答が返って来ませんでした。 それにしても、仕様の記載は不正確だし、間違いや虚偽に近い記載もある、事前に確認しても間違った回答が来る、となるとどうしようも無い気がします。

一点だけ反省点を書くと、「内臓ストレージ」という表現がいけなかったかも知れません。 正確な画面表示が「内部ストレージ」なので、「内臓ストレージ」という言葉が中国語に変換されたときどう解釈されるのか、あるいはこのあたりに齟齬があったのかも知れません。 確かに「内臓ストレージ」が「搭載しているストレージ」のことなら、間違った回答で無いとも言えなく無いですが、文脈からそういう意味で訊いていないと明らかだと思うんですが、翻訳等で意図が伝わらなかったのでしょうか。

内部ストレージの容量が少ない場合の問題点

TD696A を分かりやすく表現すると、内部ストレージが 1GB 搭載されていて、取り外せない 12GB の SDカードが標準で刺さっているような感じです。 今どき、内部ストレージが 1GB というのは少なすぎます。

内部ストレージにしか入れられないアプリがある

Google アプリのほとんどや、ウィジェットがあるもの、ホームアプリなど、内部ストレージにしか入らないアプリは、1GB の容量の中でやりくりしなければなりません。特に Google アプリのほとんどは、内臓ストレージ縛りだし、容量が大きいので、ひと通り揃えるのは無理でしょう。

特に、Googleマップ(ナビ)は容量が大きくて TD730A では諦め、外部ストレージにも入る Y!カーナビを使用していました。しかし、本機のY!カーナビは動作不良があるので、Googleを使うしか無さそうです(これについては別項に書きます)。

マウントのタイミングが遅れることがある

起動直後に、ホームアプリからアイコンをタップしても「アプリがインストールされていません」と表示されたり、ホームアプリによってはアイコンが消えてしまうこともあります。TD730A は動作が遅かったので、これ顕著に感じていました(遅いときは5分くらい掛かることも)。

作業用などの空きを考慮すると、使える実質的な容量は更に小さい

設定で外部ストレージ(本製品では NAND FLASH)に直接アプリをインストールできるようですが、いくら設定しても内部ストレージにインストールされてしまいます(メーカーに確認中ですが不具合かも知れません)。移動可能なアプリであっても、一時的に内部ストレージに入れるとなると、ある程度の余裕が必要です。

画面は横に歪み、DPI 設定に疑問

ピクセルアスペクト比が 1:1 から外れているため、表示されるものが全て横長に潰れてしまいます。 この辺の比較については、別の記事に書きましたので参照してください。 動画を観れば全員メタボ、これでは観る気が無くなってしまいます。 縦横の比率をシステムで補正できるのか調べてみましたが、恐らくピクセルアスペクト比は 1:1 が前提では無いかと思います。 もしできたとしても、root 化するか、adb コマンドとなるので難しいでしょう。 ビルド番号を7回タップしても、開発者オプションも出てこないようです。


黄円が真円

画面解像度は TD730A と同じですが、DPI の設定が 240dpi(TD730A は 160dpi)と高い(表現は合っているかな)ので、すべての表示が大きく表示されます。 恐らく、CarPlay や Android Auto と言ったものを意識したのだと思いますが、これはミステイクだと思います。 通常の Android を車載するメリットは、一般のアプリをそのまま使用できることにあるのであって、それらが普通に使えなければメリットが薄れてしまいます。


TD730A : 160dpi

TD696A : 240dpi

そして、DPI が高いとそのような狭い画面を想定していないアプリは、アイコンが巨大になったり、ステータスバーがスペースを占有して、メインコンテンツが窮屈になり、操作に支障があるほどです。 少し使用した感じでは、TD730A の 160dpi 800x480px がぎりぎりのラインで、TD696A の 240dpi 800x480px は狭いを通り越して窮屈といったところです。


左:TD730A 右:TD696A

Y!カーナビの比較では、目的地入力のバーが場所を取り過ぎて、上下のアイコンが重なってしまうほど接近して表示されてしまいます。 横画面というのもあって、地図の見通しが悪くなってしまいました。 また、キープの表示画面では、スクロールする部分が 1.5行しか表示されないほど窮屈で、選ぶのも一苦労です。

他のアプリでも同様に窮屈で操作に支障があるものが多く、ユーザーエクスペリエンスは最悪です。 この 240dpi という設定が通常のアプリを車で使えるという、最大のメリットを損なっていると思います。

不具合の数々、修正対応も期待薄

たった二週間、少し使っただけで気づく不具合が、いくつも出てきます。 サポートに問い合わせているのですが、翻訳の問題からかなかなか不具合を確認してももらえず、解決には遠い感じです。 そもそも、TD730A だってシステムのアップデートは一回も無かったのだし、不具合を確認したとしてもアップデートが提供されるかどうかは、期待薄な気もします。 不具合の内容も、簡単に気づくレベルのものなので、メーカーとしての品質管理がうまく出来ていないと言わざるを得ません。

天気予報に場所を追加できない

標準のホームアプリに、時計と天気予報のウィジェットがあるのですが、この天気予報は Weather というプリインストールアプリと連携しているようです。 しかし、Weather アプリで予報地点の検索結果は出てくるのですが、追加の操作をしても追加することができません。


設定できないなら、せめて削除したい
起動する度に小さくなるアイコン

外部ストレージ(NAND FLASH)にインストールしたアプリを、標準のホームアプリに配置すると、電源を入れる度に小さくなっていきます。 標準のホームアプリは、アイコンを枠に入れる加工をしているみたいですが、恐らく電源を入れる度に加工済みのアイコンを処理してしまうのでしょう。 内部ストレージにインストールされているアプリは大丈夫なので、遅れてマウントされる外部ストレージのアプリだけの問題ですが、容量の問題で外部に置くのが避けられない中では見逃せません。


最終的には点(1ドット)になってしまいます(涙)

ちなみに、この件でサポートとやり取りしたのですが、なかなか現象を確認してもらえず(文章ではうまく伝わらない?)、最終的に動画を撮って見てもらいました。 通常の操作では取り出せない apk を送れとか、アプリ全消去を伴うリセットを試せと言われたり、ちょっと不親切な対応ですよね。

音声認識を使うとエラーで落ちる

Google アプリをアップデートすると、音声認識をしたとたんエラーが発生するので使えません。 アップデートを行わなければ使えますが、それだと「Ok, google」が使えないので、4.4 になって最も使いたい機能が台無しです。


このアップデートを入れると不具合が出る

音声認識を起動したとたんに、Googleアプリが落ちる

「マイクが認識されない」と表示される場合もある
通常のインストール先を外部ストレージにできない

設定しても内部ストレージに保存されます。 ESエクスプローラなどからインストールする際に、external に指定しても同様です。 いったん内部ストレージに入れて移動となると、ただでさえ狭いのに空き容量を確保しておかなければなりません。 諸悪の根源は、内部ストレージに 1GB しか割り当ててない、ということに尽きますが。


この設定はなぜか有効にならない
Y!カーナビはナビが開始されない

このブログのコメント欄でそういう機種があるのは知っていました。 しかし、Amazon のQ&Aでメーカーと思われる回答に「Y!カーナビは使用できます」とあり、本機は大丈夫なんだろうと思っていました。 嘘でした、ナビが開始されません。 正直、Google のものより Yahoo のが使い易いので痛いです。 具体的な症状は、「運転を開始すると案内が始まります」の表示からナビが開始されないというもの。 このときも、GPSの情報は更新され地図には反映されているので、他のセンサー(加速度とか)を見て判断しているのかも知れません。 しかし、TD730A も加速度センサー無いけど、ちゃんと使えてたんですよね。


GPSは動くのに、なぜだ?

とは言え、Y!カーナビだと GPS からの方位を優先して表示するので、クルーズでの使用には適しています。 これが、Google だと方位センサーを優先するので、進行方向を上にした表示ができません。 従って、今のところクルーズ(ナビしていないとき)は Y!カーナビを使い、ナビさせるときは Google を使っています。 内部ストレージの容量を削りたいので、本来は Y!カーナビだけで行きたいのですが、仕方がありません。

TD730A から後退した部分も

TD730A も良いところはあったのだが…。

シャットダウン遅延が機能しない

設定項目にはありますが、何を設定しても即シャットダウンしているようです。 ただ、画面にシャットダウン中の表示があり、アプリは終了しているものの1分以内に電源を入れると、なぜかメニュー画面までは起動シーケンスなしで復帰します。


この項目は無視される

この機能が無いと、コンビニとかで少しだけエンジンを切るときとか、手動で元に戻さないとだめなので面倒なんです。 それに、FillUp という給油記録を取るアプリを使っていますが、給油所に入る前にオドメーターの値を入力して、給油が終わってから油量とコストを入力する、という使い方ができません。 地味に便利な機能だっただけに、設定があるにも関わらず機能しないのは痛いです。

ラジオの起動が遅くなった

TD730A では、Android が起動する前に、ラジオが鳴り始めていました。 もちろん、操作パネルは Android が起動し終わらないと出ませんが、ラジオに限っては普通のカーオーディオの感覚で利用できていました。

これが TD696A では、Android が起動してからでないと、ラジオが鳴りません。 起動シーケンス自体は速くなっているものの、明らかに TD730A よりは遅くなってしまいました。 ラジオ等が Android とは別デバイスになっているのが、これ系の製品のメリットであるはずで、単独で起動して Android はリモコンのような位置づけにして欲しいものです。

全面フラットになった弊害

車載機という性格上、ノールックで操作したいときがあります。 TD730A はフレームに段差があったため、慣れてくるとそこに親指を置いて操作するということができました。 全面フラットだと、位置を計れる起点が作れません。

また、ホームボタンなどがハードボタンからステータスバーのソフトボタンに移ったことも、操作がし辛くなった点です。 これらのボタンは下側に付いていた方が、位置的には良いと思います。 それと、ステータスバーが隠れるアプリは、上から引っ張って出そうとすると、通知領域が出たり、一度でうまく表示させられないことが多くストレスが溜まります。

カスタムROM(ファームウェア)が救世主か

内部ストレージの容量や DPI の問題が解消できるカスタムROMが存在しているようです。 これについては、失敗のリスクが伴いますので、しばらく標準ROMとメーカーサポートで使ってみてから試したいと思います。

ちなみに TD730A は取り外してから、改造しようとして弄ったら CUI コマンドを誤って削除したらしく、DHCP での IP 取得に失敗するようになってしましました(固定IP にすれば一応まだ使える)。 買ったばかりで、こうなるのは怖いのでやれるところまで頑張ってみます。

総合評価:★☆☆☆☆

買わなきゃ良かったよ。

ウェアブルカメラの中でも、水平185°の超広角が撮れるモデルになります。 超広角の製品では、RICOH THETA(全天球)や Kodak PIXPRO SP360(水平360°)がありますが、これらの製品はパノラマ動画向きで少しジャンルが違います。 購入目的は、大気光学現象の微速度撮影で、水平185°という画角は日の出から日没までをちょうど収めることができそうです。 機種選定では THETA を外し、SP360 と MS-1 で比較検討した結果、インターバル撮影ができる MS-1 が決め手になりました。

動画撮影について

本来は動画撮影がメインの商品ですが、この目的では使用しないためレポートは無しです。

画角について

画角は、185°、165°、135°の3つの撮影モードがありますが、185°の最高解像度からトリミングしたのが他の画角になるようです。 静止画では恐らく185°の画角で撮ったものをトリミングして、他の画角と同等の画像を作れると思いますので、静止画撮影では185°で撮っておけば良さそうです。 なお、動画の場合は 1920×1080などにリサイズされるため、撮影時に画角選択しておいたほうが良いでしょう。

インターバル撮影

インターバル撮影の間隔は、2秒~1日で設定可能です。 連続撮影は2時間ほどで、30秒間隔以上では次の撮影まで電源がオフになるため、もっと伸びると思われます。 容量は64GBのSDカードまで対応しているので、まったく困ることは無さそうです。

その他、インターバル撮影機としてみた場合、本体だけで撮影できる(普通のカメラだとタイマー付きのリモートシャッターが必要)、シャッターが壊れる心配が無い、IPX4の防水仕様、シャッター音が消せる、露出の固定や補正が可能、などが気に入っています。

画質と露出補正

さすがに動画向きの画質なため、静止画で見るとあまり芳しくありません。 撮りっぱなしの画像を動画に変換する分には良いですが、ズームやパンを入れた編集や、画像調整するには不満が残る画質です。

ダイナミックレンジは比べれば狭いですが、WDR を使うと若干改善できます。 太陽を撮影して WDR を試してみると、太陽周辺の白飛び範囲が少し抑えられましたが、暗部の黒つぶれはあまり改善しない印象でした。

露出補正は-2~+2で調整できるようですが、それほど変化がありません。 夜明け前から撮影を開始するのに、+2に補正したりマニュアルで最大にして構図を決めて戻そうとしましたが、真っ暗で何も写りませんでした。 マニュアル設定で露出固定できますが、露出計が無く、撮影中は画像も確認できないため、夜明けや日没シーンなどはオートで撮るしかなさそうです。

総合評価:★★★★☆

ムービーカメラとしてではなく、微速度撮影カメラとしての評価になります。 小さな本体だけで手軽に微速度撮影できるので、空だけではなく植物の成長などアイディア次第で面白い作品が作れます。 カメラ固定ネジが付いているので、カメラ用の三脚をはじめ、吸盤雲台、マグネット雲台などを利用できるのも良いです。 ただ、ムービーカメラなだけあって静止画としては解像度に不満が残り、パンやズームなど凝った編集では気になるかも知れません。 一眼レフを使って撮影した素材と比べるとかなりの開きがありますが、なにより何千枚撮影したとしてもシャッターが壊れることが無いので安心して撮影できます。 次のモデルでは、静止画の解像度が上がることを期待して、他改善点を箇条書きです。

  • 動画を4K画質にして、静止画の解像度も上げる(ムービーカメラである以上、静止画だけUPは難しいだろう)
  • 1秒以下のインターバル撮影に対応(理論的には問題ないはず)
  • 夜景撮影ができる程度に感度の向上
  • インターバル撮影中に画像を確認したい

下記はたぶんムリだろうけど、あったらいい機能です。

  • 撮影中に露出補正等をしたい(一眼レフだと露出固定で撮り、露出計を見ていて+2や-2に近づいたら補正を入れるやり方をします)
  • インターバル撮影+明暗適のブラケット撮影(HDR合成したいのと、露出が大きく変わる場合の対応ができます)
  • 内蔵時計に基づく露出のプログラム補正(日没時刻を境に露出補正が段階的に固定で入るようにしたい)
  • 撮影中にSDカードの画像を吸い上げられたり、直接Wi-Fiで外部に保存できるなど、ノンストップで連続撮影ができるように
  • USBカメラモードで、ノンストップ連続撮影ができるように

車のボディにカメラを固定したくて、強力なマグネット式の雲台を探してみたところ、なかなか無いことが分かりました。 やっと見つけたこちらの商品は、海外通販(ロサンゼルスから)となるようで到着まで時間が掛かりましたが、ちゃんと届きました。 本来は、マグネットにカメラ固定ネジが付いたような物で良いのですが、セットで販売されているものしか無いようでした。

商品の造りはしっかりしており、見たところ頑丈そうで値段に見合ったものだと思います。 細かい部分では海外製品らしく、汚れやバリみたいなものが多少目立つかなといった印象です。 肝心のマグネットはかなり強力なようで、試しに付けてみた穴あけパンチは、剥がす時に塗装も剥げてしまいました。 したがって、実際に車のボディ等に付ける場合は、ゴムマットなどを敷いた方が良さそうですし、それを敷いても十分な磁力はあると思います。 少しマグネットの磁力が強力すぎて扱いに注意が必要な反面、重量のあるカメラを安全に固定できそうです。 もう少し磁力の弱い、コンデジ向けの商品があってもよさそうです。

また、この商品はマグネット部分と自由雲台は取り外しが利きます。 従って、雲台を好みのものに変更できますし、雲台意外のものを固定するのにも使えます。 しかし、よくよく考えてみると金属製のカメラネジに、ネオジム磁石を買えばよかっただけかも知れません。

総合評価:★★★★☆

磁力や雲台の保持力など、求めていた性能でした。 強いて言えば、磁石むき出しなので、そのままでは取り付け部分を傷つけてしまう点です。 ゴムマットやフエルトなどが付属していたら良かったと思います。

値段が安い割に、1200万画素、150度の広角、ウェブカメラ機能と性能が良さそうだったので購入してみました。 ライブカメラ用にどうかという検証と、だめならだめで自転車用ビデオカメラとして使えると思ったからです。 主なスペックは下記の通り。

主な特徴
  • 1200万画素
  • 150度広角レンズ
  • 防水、最大30メートル
  • 交換可能なリチウム電池
  • マイクロSDカード最大32GBまで対応
  • マイクを内蔵しておりウェブカメラとしても使用可能
USBカメラとして

まず、ライブカメラ用としてですが、現在使っている BSW20KM11BK を高画質化したいので、1200万画素で広角150度である点に期待していました。 しかし、実際使用してみると、とても1200万画素だとは思えない解像感しかなく、画角も BSW20KM11BK の水平120度よりも狭いようです。 なぜか、対角で150度だとしても、斜めにしたところで現在よりも狭い範囲しか写りませんでした。 また、PCに接続してみたところ、720pのモードしか出てこず、フルHDとはなりませんでした。 という訳で、ライブカメラとしては残念ながら要求を満たしておらず、この目的での利用は断念しました。

豊富な取り付け用ブラケット

本来のアクションカメラとしては、豊富なブラケットが付属されており困ることは無いと思います。 自転車などのフレームに挟む部品や、カメラ用の雲台に取り付ける部品、ヘルメットなどにマジックテープで固定するものなどが付属しています。 ただ、自転車用のブラケットで、内側にすべり止めとして入れるゴムが入っていなかったため、販売店から送ってもらう必要がありました。 この手の中国製品は、付属品が全て揃っているか必ず確認しておいたほうが良いと思います。

肝心の画質等は?

はっきり言ってあまり良く無く、期待はずれの感があります。 まず、1200万画素とは思えない解像感、そして映像の暗さ、ピントの甘さが気になります。

特に、撮れる映像が総じて暗いです。 地面に対して水平に固定してみたところ、空に露出が合ってそれ以外は暗く潰れたような映像になります。 少し下向きに傾けて、空の割合を少なくしても、少しは改善する程度です。 また、テキストファイルで設定を調整する方法などは用意されておらず、最新のファームウェアでも改善しませんでした。

その他にも、ピントが甘いのですが、これは他のドライブレコーダー製品についても同様です。 この手の用途では、少し遠くにピントを置きたいのですが、手前に合ってしまいます。 マニュアルで調整できれば良いのですが、この製品は日付以外の設定を変更することができません。

時計の設定と表示の消去

時計の設定は、SDカードのルートディレクトリに、TIME.txt というファイルを置いて行います。 この TIME.txt に「2015.06.23 19:00:00」などと現在の日付と時刻を書き込んでカメラに入れ、電源を入れれば取り込んでくれます。 なお、取り込みに成功すれば、TIME.txt は削除されます。 日付表示を消したい場合は、「2015.06.23 19:00:00 N」のようにすれば OK です。

ファームウェアのアップデート

SJCAM にあるファームウェアのリンクが、なぜか切れています。 検索すれば、他のサイトからダウンロードできますが、導入するかどうかは慎重に判断してください。 なお、ファームウェアのアップデートも、解凍した、拡張子が bin のファイルを時計の設定と同じように読み込ませてあげれば良いです。 ただし、時計のときと違って bin ファイルは削除されません。 日付と時刻の表示が多少変わるので、それで成否を判断してください。

総合評価:★★☆☆☆

値段が安く、豊富な取り付け部品が付属している点は評価しても良いと思います。 しかし、撮りっぱなしでは暗すぎて映像素材として使うには無理があるでしょう。 電池の持ちは良さそうなので、自転車に取り付けて撮りっぱなしにしておき、ドライブレコーダー代わりに使えると思います。

カーオーディオを買い替えて、常時確認できる時計が無くなったので、この PZ-656 ドットスクロールクロックを購入しました。 デジタル時計でも、7セグメントのやつは好きじゃないので、ドットフォントタイプのものを探しました。 これがなかなか無かったんですが、ようやく見つけたのがこの製品という訳です。 フォントが好みでは無いものの、安いしポイント全額支払いが可能だったので、即購入しました。

取り付け

ボタン電池タイプで電源配線は不要です。 金属のステーが付属しているので、好きな角度に曲げて、ダッシュボードなどに両面テープで固定することができます。 このステーを上下逆に取り付ければ、吊り下げるように取り付けられるよう、便利な作りになっています。

設定と使用方法

基本的には、電波時計なので設定不要なのですが、以外な落とし穴がありました。 取り付け後に、電波受信して時計を合わせようよ思っていたのですが、何度やっても受信しません。 どうやら車の中だと、電波を拾えないらしく、いったん取り外して電波状態の良いところで受信する必要がありました。 確かに車の中だと、金属に囲まれていますし、障害となる電波源がたくさんありそうです。 時計がずれたら、また取り外して受信しなければならないのなら、あまり使い勝手は良くないです。 電波時計ですので、放っておけば自動的に時刻を合わせてくれます。 すぐに合わせたいときは、背面の WAVE ボタンを2秒間押せば受信を開始します。 最初、何回やっても受信せず、車内では無理なのかと思いましたが、翌日には正常受信をしたアイコンが表示されていました。 受信しないような場合は、屋外などで電波アイコンを頼りに電波の入る場所を探してみる、天候が原因な場合は別の日に試してみる、などを試してみましょう。

マニュアル設定ができない機種なのかと思いましたが、マニュアルを見ると、電波受信中でないときに MODE ボタンを2秒以上押すことで可能なようです。 マニュアル設定モード中は、裏側の UP ボタンで設定や数字の変更、MODE ボタンで次の項目へ移れます。 この辺は、少し分かりにくかったように思います。

総合評価:★★☆☆☆

表示は液晶だけあって、昼間でもやや見づらいと思います。 正面から見ないと見えづらく、正面からでも光の当たる角度によっては見えづらいです。 夜は当然見えませんが、側面の LIGHT ボタンを押すと5秒間だけ青色のバックライトが点灯します。 このバックライト点灯時も、やや見づらいと感じました。 青色 LED を使いたいのは分からんでも無いですが、他の色の方が見やすくて目にも優しいように思います。

フォントはポップな感じで、右側の縦線が太くなっています。 これは数字によっては視認しづらいので、もっと普通なフォントでも良かったと思います。 そしてこの製品のウリであるスクロールして数字が変わる仕掛けですが、これも実際動いているのを見ると、あまり目立ちません。 大きい数字のほうは1分に1回しか変わりませんから、数字の小さい秒の桁がちまちま動いている印象しかありません。

以上、車内用のデジタル時計としては向いていないのかなと思いました。 以下、まとめ。

  • 配線の必要が無く、ステーと両面テーブで車内の自由な場所に設置できる
  • 車内では電波時計の電波が受信できない場合がある(というか愛車では全く受信しない)
  • 液晶は視認しづらい&夜見えない(自ら光る LED のほうが適している)
  • スクロールのし掛けが目立たない
  • 手動時間合わせの方法が分かりづらい
この製品を改善するとしたら
  • ドットを増やして、フォントを数種類から選べるようにする
  • スクロールは横にして、時刻と日付を交互に切り替える
  • LED にする(外部電源もやむなし)
  • 太陽光充電(でも充電池はマズイかな)

追記

この製品ですが、一番下のラインが異常表示して数字が読みにくくなる欠陥があるようです。 メーカーに問い合わせたところ、保証は無いとのことでしたが、ご厚意により交換対応していただきました。 しかし、交換品も1年も経たずに同じ症状になってしまいました。

評価変更:☆☆☆☆☆

数字の動きとかは気に入っていたのですが、耐久性が無さすぎますので、評価ゼロとしました。 数字も見にくかったし、結果的には買って損したという思いです。