アナスタシア号 : してログ


■これから作るHDR動画

Canon製カメラの改造ファームウェア、Magic Lantern(以降ML)を使った動画素材を使用します。MLを使用すると、1フレーム毎に明暗が交互に繰り返される動画を撮影することができます。この素材を使って、当倍速の30fpsで動くHDR動画を作成して行きます。

■注意

説明は思い込みも入っているかも知れません。間違っていたら遠慮せずにご指摘くださいませ。

■まずはHDR動画の分類

1. タイムラプスHDR動画
数秒置きにブラケット撮影もしくはRAW撮影した素材から動画フレームを構成したものです。最も簡単に作成できる代わりに、リアルタイム動画や音声入りはちょっと無理です。普通のカメラならリモートシャッターとRAW撮影で、MLを使えばインターバルと最大9枚ブラケットを組み合わせた撮影が可能です。

2. フェイクHDR動画
普通の動画の全てのフレームに対して、トーンマッピングしたものです。通常の動画素材をいったん静止画にバラして、後はフェイクHDRを作る要領で加工します。Photoshopなら動画のままフレームにフィルタを掛けられるはずですが、TopazAdjustとかだとうまく行った試がありません。あと、HDR動画系のスマホのアプリは、白飛びとか改善されてないので、たぶんこれじゃないかと思います。

3. EOSムービー等のHDR動画
1フレーム毎に明暗が交互に繰り返される倍フレームの動画を、内部で1/2フレーム合成したものです。カメラ内で合成されるので、白飛び、黒潰れの改善が目的なのかな? 合成前の動画を撮り出せれば、この連載と同じ方法でHDR動画が作れると思いますが、たぶん無理じゃないかと思います。
- http://cweb.canon.jp/eos/lineup/8000d/feature-movie.html

4. 1レンズ2カメラのHDR動画
ひとつのレンズで捉えた光を2つに分光し、露出を違えた2台のカメラで同時に撮影し、各フレームを合成したものです。昔、下の作例を見てすげーなと思ってましたが、敷居が高いので追従する者がいなかったかも知れません。
- https://vimeo.com/14821961

5. RAW動画
高級機種ではCinema EOS、もしくはMLのRAW動画(5D3)で撮影できると思います。どういう形式かは分かりませんが、RAW画像の連番という恐ろしいデータかも知れません。いずれにしてもボディが高いので私には無理です。高級機に限定されるのは、SDカードとコンパクトフラッシュカードの転送スピードによるものと思います。

※なお本来、HDR動画は3や5のような白飛び黒潰れを少なくした動画を言うのですが、作りたいのはHDR動画を基に好みのトーンマッピング等を施したものになります。
※個人的には、HDR画像=フルカラーJPG以上のビット深度を持った画像、HDR写真=HDR画像を基にトーンマッピングなどをしてフルカラーJPGに落とし込んだ画像、と区別しております。

■MLを使ったHDR動画は2種類ある

前から知っていたのは、明暗のフレームが交互に記録されている動画の方(分類3の合成前と同じ)で、エントリーモデル用のMLはこっちしかできません。この動画はちゃんと見れるようにするために、1/2フレームに合成してあげる必要があります。しかし、これだと30fpsしか撮れないエントリーモデル(1280x720であれば60fps撮れますが解像度が低すぎて加工に耐えられない)では、15fpsに落ちてしまうことになります。そこで、なんとか30fpsを維持する方法をこの連載で書いて行こうと思っていることです。

他方、最近知った5D3用MLのRAW動画ですが、分類5の通り触ったことが無いので詳細は知りません。連続するRAW画像であれば、それをPhotomatixでHDR画像に変換しトーンマッピング等で仕上がれば良いはずです。ただ、RAW画像は1枚20MBくらいありますので、1秒間で600MB、1分で36GBという恐ろしい容量になっていると想像します。(※解像度を下げてあればそこまでの容量にならないのか…)

■必要なソフトウェア

1. TMPGEnc Video Mastering Works 6
フリーソフトでもできなくは無いですが、作業効率がまったく違うので持っておいて損は無いでしょう。

2. Photomatix
みんな持ってるよね?

3. Excel
大量の画像を効率よくリネームする際に使用します。

4. Photoshop(Elementsじゃないやつ)
私の場合は仕事用のをお借りできるのですが、そういった特権が無い人は諦めるしかないと思います。これを使わない場合は、PhotomatixでHDR写真までフィニッシュしてください。

これの必要性は、バッチ処理が簡単に組めること、16bitTIFFが使えること、この2点になります。バッチ処理については、Topaz Adjustなどのフィルタを含め、各種フィルタを一括適用するためには必須です。16bitTIFFについては、HDR画像のままだと編集できないため、Photomatixの出力を16bitTIFFにすることでデータ損失を最小限にできます。フリーソフトのGIMPだとここら辺がネックになってくると思います。

■連載記事

- 第1回 Magic Lanternを使ったHDR動画素材の撮影


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10/01 新潟市中央区
Canon EOS Kiss X4 / SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
MOV×1→Photomatix / Topaz Simplify / TMPGEnc VMW6
Tags #HDR動画 #乗り物 #船 #信濃川ウォーターシャトル #アナスタシア号 #朱鷺メッセ
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です


予報の雨を警戒して、遠出しなかったのに、すっきり青空〜
なんだかんだで割と天気が良かったGWも、今日が最終日、明日からお仕事だ

水上バスと、朱鷺メッセで、相似形の構図を作ってみた
そう言えば、またアナスタシア号、ベアトリス号にはまだお目にかかったことが無いな


5/8 新潟市中央区柳島町
Canon EOS Kiss X4/EFS18-55mmIS
RAW×3→Photomatix Pro 4.0.2/Topaz Adjust 4.1.0
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です


午前中、万代橋下流で行われた消防出初式に行ってきました
雪と風が強くてとても寒かったですが、迫力ある放水を堪能してきました
天候のためかヘリの参加が無かったのが残念でした

降りしきる雪と放水による水しぶきで、撮った写真はほぼモノクロ世界
本来の色に近くなるよう、かなり無理に補正しています



奥の船は、水上バス信濃川ウォーターシャトルの「アナスタシア号」です
手前は放水を行った、NPO新潟海難救助隊の「わしかぜ229」だそうです
放水終了後、万代橋まで駆け寄って手を振るなど、愛想を振りまいていました



これは新潟市消防艇「にほんかい」です
放水が始まると水しぶきに襲われ、カメラ保護のため撮影中止
放水直前の花火の音で飛び立ったカモメとツーショット



強風に乗るカモメ。ヘリを撮りたかったんだけどな〜

新潟市中央区万代 信濃川
1〜3枚目 RAW×1→Photomatix/Topaz Adjust/Photoshop Elements
4枚目 RAW×1→Photomatix
※この記事は「Yahoo!ブログ - HDRp」からの転載です